
nunocoto wearのロゴ、かたち、意味。
nunocoto wearをスタートするにあたって、
ずっと気になっていた方にロゴを作っていただきました。
書家でありグラフィックデザイナーの吉岡芽映さん。
北国、北海道と東京を行き来されているフットワークの軽さがそのまま、
何にもとらわれない自由なカリグラフィーに表れているようなひと。
こんな風にしたい、というざっくりとしたイメージだけをお伝えして、
あとは吉岡さんが”柄・模様・もの作り”をどんなふうに具象化されるのか、
それを純粋に見てみたい、と思いました。
吉岡さん、柄のはじまり、柄の歴史にどっぷりはまってくださったようです。
「柄の歴史を辿ってみると、時代背景や文明発達と深く関わりのある分野で、調べていくうちにみるみる引き込まれていきました。
古代では土器や建物に彫られアラベスクや幾何学模様など文明ごとに発展し、近代では産業発展を機に大量生産することができる織機が開発され、多くの人に親しまれました。タータンチェック、ボーダーなどひとつひとつの柄にも民族性やビハインドがあり、知れば知るほど奥深い世界だ…と尻込みしてしまいました。
nunocoto wearさんの取り組みでは、プリンターやパソコン技術の発達もあり、どんな人でもオリジナルの柄を作ることができ、欲しい人が手に入れることができる。それはすごく自由で、現代そしてこれからの未来に合っていて、軽やかで素敵なサービスだと思います。
柄を選ぶことができる自由や高揚感、オリジナルを作る作り手さんのぬくもり。
そんな思いを込めてロゴを制作しました。」
そしてできあがった素敵なロゴがこちら。
まずはロゴマーク。
柄ふくのファクトリーブランドとして、柄感、出ていますでしょうか。
それからロゴです。
サービス名・サイト名でもある【nunocoto wear】を書いていただきました。
文字はチャコペンで描かれています。
自分だけのために仕立てられた服に腕を通す愉しみ、高揚感をじんわりと感じられるような、味わい深い質感が気に入っています。
ロゴはブランドの顔、とも言われます。
nunocoto wearの顔として、これからもこのロゴが長く愛されていきますように。
お仕立て上がりの服には、nunocoto wearのショップタグをお付けします。
活版印刷の質感が、すごくいいんです。すべすべすりすりと思う存分に触ってください。ぜひ。