
(メンズシャツの)柄の選び方
2,000種類以上の柄の中から、これだ、という柄を選ぶのは、なかなか難しいかもしれません。
ここでは、柄を選ぶコツ、というか、こういう視点で選んでみたらよいのでは、というアプローチの仕方を考えてみたいと思います。
■インスピレーションで選ぶ
正直、柄シャツに関してはこれが一番!と思います。
他のどんな要素よりも、「これいいかも!」を大事にしていいのではないでしょうか、柄シャツなら。
素材はすべて共通の100%コットン(オックス)なので、そこは迷う必要が無いわけですから。柄に限って言えば、好きかどうか。好きになれるかどうか。
着たい柄を着る。
それが一番です。
■色で選ぶ
それではここからはもう少し具体的に。
まずは色です。印象を大きく左右するのは、柄の模様云々よりも、面積を大きく占める、シャツのベースの色ですね。
・白の力
白いシャツはレフ版代わり、と言われるレディースシャツ同様、
メンズシャツでも白は清潔感があり、若々しく見せてくれます。
柄シャツの場合は、白ベースならば、柄の色味を引き出すキャンバスの役割も。つまり、どんな柄でも白ベースなら合わせやすいということ。
白色に、はっきりとした色味の大きなモチーフが乗れば、コントラストが映える柄シャツになります。
チェックや小花柄など、シンプルで繊細なモチーフが細かく乗ったものならば、無地のシャツと同じような感じで普段の着こなしに取り入れていただいても大丈夫。
・日常着の延長のようなクールなグレーやブルー
それからグレーやブルー。ベージュなども。
初めの1枚として柄シャツを着てみるにはうってつけのカラーです。
普段から男性がよく身に着けることの多い色とされているため、手持ちのパンツやジャケットなどにさほど違和感もなく合わせやすいです。
グレー色の柄一覧はこちら
ベージュ色の柄一覧はこちら
ブルー色の柄一覧はこちら
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■柄(模様・モチーフ)で選ぶ
メニューの「柄・デザイン」のところから気になる柄をカテゴリをチェックしてみてください。
ストライプ、ボーダー、チェック、ドット、
といったベーシックな柄はもちろん、
人物・こども・おとな、
とか
幾何学模様、石・宝石
なんていう柄のカテゴリもあります。
これは、nunocoto wearの前進、nunocoto fabric(布屋です)の柄布のカテゴリ分けをそのまま持ってきているからなのですが。
なかなか、服屋としてはユニークなカテゴライズなんじゃないかなあと思っています。
子どもの頃に、なつやすみ家族で訪れた海辺で拾った石ころだったり、
悩みに悩んで上京を決めたその日に降っていた雨だったり、
とにかく昔から気になってしょうがないブロック塀だったり。
あなたの心の琴線に触れる何か。
それを服というキャンバスに描いてみたら、
もしかしたらお守りのようになってくれるかも。
ということも考えたりします。
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新しい柄は日々増えています。
どのタイミングで柄に出会うか、楽しみですね。